仙台音訳の会

数名の朗読者と耳を傾ける聴取者

<自主朗読会2019の会場風景>


仙台音訳の会は、仙台市視覚障害者福祉協会(以下、仙視協)を中心とした、視覚に障害がある方への音声情報提供サービスを主な活動目的にしている会です。

設立は平成2年1月で、名称は「仙台朗読奉仕の会」としてスタートしました。設立から29年が過ぎ、社会の変化とともに設立当初使われていた「朗読」の意味するところと会の活動目的とする「音訳」とでは違いが明確になり、令和元年5月1日に、会の活動目的に即した「仙台音訳の会」と会の名称を改称しました。現在会員数は第1期生から23期生まで88名です。

活動内容は、一つは録音図書の製作で、個人から録音を依頼される本・雑誌等の音訳、メディアテークからの依頼の本の音訳、そして著作権フリーの本の音訳等をCDで提供します。

それから、図書館、メディアテークでの対面朗読、また、個人の家に出向いて希望する本の音訳をする訪問朗読を行っています。

三つ目に、仙台市から委託の市政だより、市議会だより他、仙視協からの委託物を音訳・録音して、それをテープ又はCDで製作しています。

音訳以外に、仙台市障害者福祉協会(以下、仙障協)、仙視協が行う行事等への参加および協力、また、仙視協の方たちとの交流を行っています。会員間では、月2回の定例会で活動報告、連絡等が行われ、会員相互の勉強会、朗読会等ももたれています。

仙台音訳の会の会員になるには、仙障協主催の朗読奉仕員養成講座初級、中級クラスを2年間受講して、仙台市の朗読奉仕員証を受けた方、または同等の資格を有すると認められた方が会員となります。

【トピック】

自主製作したデイジー図書を集めた 「ひなぎく文庫」の紹介をしています。貸し出しもできますのでご覧ください。(2022/07/26更新)

設立30周年記念式典の様子を掲載しました。(2020/10/10)

台本を手にした女性会員の単独朗読 台本を手にした6人の会員が横に並んで朗読 台本を手にした男性会員の単独朗読
<2024年新年会で朗読を披露する会員>

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